がんと言われて

卵巣がん(ステージ4b)と分かって、自分自身と向き合い忘備録として。

鵼の碑読了!!

4月17日(水)

やっと、やっと読み終わった。

本はいつも寝る前に読みます。

京極さんの百鬼夜行シリーズ17年ぶり新作です。

私はこのシリーズ大好きです。

たまたま息子が古本でシリーズ第1弾『姑獲鳥の夏』読んだのが始まり。

でも次に出た『魍魎の匣』でどはまりしました。

それから京極夏彦さんの作品を追いかけて読んでいました。

好きな作品もあれば、苦手なものもありました。

そして久しぶりに出た。

bookclub.kodansha.co.jp

殺人の記憶を持つ娘に惑わされる作家。
消えた三つの他殺体を追う刑事。
妖光に翻弄される学僧。
失踪者を追い求める探偵。
死者の声を聞くために訪れた女。
そして見え隠れする公安の影。

発掘された古文書の鑑定に駆り出された古書肆は、
縺れ合いキメラの如き様相を示す「化け物の幽霊」を祓えるか。

百鬼夜行シリーズ長編作品『鵼の碑』

紀伊国屋書店ではオリジナルブックカバーになるという事で紀伊国屋書店で購入しました。
京極さんらしい栞もうれしいポイントです。

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お勧め度 ★★★☆☆

いざ読み始めると、冒頭から手が止まりました。

古事記平家物語、十訓抄、源平盛衰記などなどの引用
思考がフリーズ。

それからこの分厚い本がベッドで横になって読むのが大変。

手が疲れるのです。

そんな感じでなかなか読み進められず、時間がかかりました。

それから、今回の作品は今までとちょっと違う。

頭の中で、で?で?

いつになったらみたいな・・・

シリーズだから考えてしまい。

不思議な展開です。こういうのもありなんだろうとは思うけど。

いつもの感じで榎津が暴れて、京極堂がズバッと!納得の解決みたいな展開を期待していました。

面白くないというより。

京極夏彦さんてすごいなぁ。

この内容をまとめる知識。奥深さ。

スゴイです。

もう一回読み返すともう少し楽しめるのかも知れませんが、

しばらく手が出そうもありません。

 

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最近の体調
右太もも、浮腫んでます。

ちょっと気力、体力少々落ちてる。