がんと言われて

卵巣がん(ステージ4b)と分かって、自分自身と向き合い忘備録として。

映画鑑賞:銀河鉄道の父  その他映画鑑賞

5月5日(金)
その他:
PLAN75/ロストケア/ミッドナイトスワン

銀河鉄道の父見てきました。

ginga-movie.comSTORY
笑って、泣いて、ぶつかってー
弱いけど強い、それが家族。
質屋を営む裕福な政次郎の長男に生まれた賢治は、跡取りとして大事に育てられるが、家業を「弱い者いじめ」だと断固として拒み、農業や人造宝石に夢中になって、父・政次郎と母・イチを振り回す。さらに、宗教に身を捧げると東京へ家出してしまう。 そんな中、賢治の一番の理解者である妹のトシが、当時は不治の病だった結核に倒れる。賢治はトシを励ますために、一心不乱に物語を書き続け読み聞かせる。だが、願いは叶わず、みぞれの降る日にトシは旅立ってしまう。「トシがいなければ何も書けない」と慟哭する賢治に、「私が宮沢賢治の一番の読者になる!」と、再び筆を執らせたのは政次郎だった。「物語は自分の子供だ」と打ち明ける賢治に、「それなら、お父さんの孫だ。大好きで当たり前だ」と励ます政次郎。だが、ようやく道を見つけた賢治にトシと同じ運命が降りかかる──。

 

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お勧め度 ★★★★☆
宮沢賢治はとても有名で作品もいくつか読んだり、アニメを見たりとなんとなくしってるつもりだった。
でも何も知らなかったんだなぁ。と
どこまで実話か分からないでけど、
宮沢賢治の心の葛藤や、家族への愛。
家族の賢治への愛がとても深い。
この映画では父を主人公に描かれていますが
妹のトシがとても素敵だった。
****
死の間際に壊れていく祖父に向かって
「きれいに死ね。」とても印象的なシーンです。
役柄もいいんだけど演者の森七菜さんがとても良かった。
涙が止まりませんでした。あちこちからもすすり泣く声がありました。
菅田くんも熱演でした。
良かった😊

ちょっと気になったところ。エンディングの歌。

ない方が良かった。ごめんなさい。いきものがかりさん。

曲が悪いのではなく、映画に合わなかった。と感じました。

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映画鑑賞:PLAN75

happinet-phantom.com夫と死別してひとりで慎ましく暮らす、角谷ミチ(倍賞千恵子)は78歳。ある日、高齢を理由にホテルの客室清掃の仕事を突然解雇される。住む場所をも失いそうになった彼女は<プラン75>の申請を検討し始める。一方、市役所の<プラン75>の申請窓口で働くヒロム、死を選んだお年寄りに“その日”が来る直前までサポートするコールセンタースタッフの瑶子(河合優実)は、このシステムの存在に強い疑問を抱いていく。また、フィリピンから単身来日した介護職のマリア(ステファニー・アリアン)は幼い娘の手術費用を稼ぐため、より高給の<プラン75>関連施設に転職。利用者の遺品処理など、複雑な思いを抱えて作業に勤しむ日々を送る。
果たして、<プラン75>に翻弄される人々が最後に見出した答えとは―――。 

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お勧め度 ★★★★☆
身につまされた内容。
主人公は元気であり、仕事ができる。そして仕事をすることが生活を支える手段。
自分が望まないのに規則として死を選ばないといけない社会。
私は病気になり、延命は望まない。だからといってこの作品のように75になったから・・・のような社会になったらいやだ。

倍賞千恵子さんがとても淡々の演じる。受け入れる心を抗う心。胸に突き刺さる苦しい映画でした。

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映画鑑賞:ロストケア

lost-care.comI

NTRODUCTION
日本では、65歳以上の高齢者が人口の3割近くを占め、介護を巡る事件は後を絶たない。この問題に鋭く切り込んだ葉真中顕の第16回日本ミステリー文学大賞新人賞受賞作を、「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」、「そして、バトンは渡された」の前田哲監督が映画化。

介護士でありながら、42人を殺めた殺人犯・斯波宗典に松山ケンイチ。その彼を裁こうとする検事・大友秀美に長澤まさみ。社会に絶望し、自らの信念に従って犯行を重ねる斯波と、法の名のもとに斯波を追い詰める大友の、互いの正義をかけた緊迫のバトルが繰り広げられる。

他に鈴鹿央士、坂井真紀、戸田菜穂藤田弓子柄本明といった実力派俳優が出演。現代社会に、家族のあり方と人の尊厳の意味を問いかける、衝撃の感動作だ!

STORY
早朝の民家で老人と訪問介護センターの所長の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)。だが、彼は介護家族に慕われる献身的な介護士だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は、斯波が勤めるその訪問介護センターが世話している老人の死亡率が異常に高く、彼が働き始めてからの自宅での死者が40人を超えることを突き止めた。

真実を明らかにするため、斯波と対峙する大友。すると斯波は、自分がしたことは『殺人』ではなく、『救い』だと主張した。その告白に戸惑う大友。彼は何故多くの老人を殺めたのか?そして彼が言う『救い』の真意とは何なのか?

被害者の家族を調査するうちに、社会的なサポートでは賄いきれない、介護家族の厳しい現実を知る大友。そして彼女は、法の正義のもと斯波の信念と向き合っていく。

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お勧め度 ★★★★☆
最近死がテーマの作品が多いかな。
小説は男性弁護士でしたが、映画では長澤まさみが演じていました。
一番いやな病気は認知症。癌と宣告されるより認知症と言われるのが辛い。
自分が自分でなくなるなんて。
映画のように家族の介護で追い込まれ壊れていく家族。
そっと殺してくれる存在で助けられている部分がある。
でもこれは個人ですることではない。。と思う。
日本も尊厳死をもう少し議論してほしい。
ちょっと映画の感想ではないかな。
考えさせられる映画でした。

 

映画鑑賞:ミッドナイトスワン

midnightswan-movie.com新宿のニューハーフショークラブで働くトランスジェンダーの凪沙。そんなある日、凪沙は育児放棄にあっていた親戚の少女・一果を預かることになる。待ち合わせ場所に現れた一果に対して、好きで預かるわけじゃないと言い放つ凪沙。一方、一果も叔父だと思っていた凪沙の姿に戸惑いを隠せず。互いに理解し合えないまま奇妙な共同生活が始まる中、一果は街で偶然バレエのレッスンを目にして強く惹かれる。

 

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お勧め度 ★★★★★
見たかった映画だったけど、タイミングが悪く映画館で見れませんでした。
Netflixで公開されたので見ました。
良かった。
女性の心を持って男性の体。
周囲が気持ち悪いもののように見るし、家族も病気と言われる主人公。
悲しすぎる。でも一緒にいられたあの時間が幸せだったのかもと
話題にもなっていて、高評価を先に聞いていると実際ちょっとがっかりって事があるけど、
この作品はとても良かった。

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最近の体調

かなり体調良い♪
でも足指先痺れている
右太もも太いし、張ってる。