がんと言われて

卵巣がん(ステージ4b)と分かって、自分自身と向き合い忘備録として。

「希望の糸」小説読了!

8月16日(金)
東野圭吾さんの作品には多くのシリーズがある。
加賀恭一郎シリーズ(新参者)が一番好きです。

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東野圭吾の最新長編書き下ろしは、「家族」の物語。

「死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。

閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

++++++++++++
お勧め度 ★★★★☆
一応加賀恭一郎シリーズだけど
今回は加賀さんはわき役っぽい。
松宮さんが主人公かな。
テレビドラマ『新参者シリーズ』だと加賀恭一郎(阿部寛)、松宮脩平(溝端淳平)です。
ドラマや映画のイメージがあるため、二人のイメージで読んでいました。

とっても読みやすくあっという間に読みました。

東野さんの作品は期待値が高くなってしまう。

だから、ちょっと物足りない・・・

犯人・・・そんないきなり人殺しちゃうのかな。

そんなに簡単に死んじゃうのかな。

体外受精の事にしても

片方だけに連絡するかな。

ましてや

元のご夫婦も体外受精がうまくいってなかったら・・・

言わないなんて事あるのかな

 

なんて

ちょっと思ってしまいました。

やはり

東野圭吾さんだから

期待しちゃうんだなって

でも

とっても面白く読みました。

『希望の糸』は家族がテーマです。

血の繋がり、子どもの有無、後継ぎ、同性愛など

いろいろな問題を盛り込まれてました。

そして

明かされる松宮刑事の出生。

でも

一番切ないのは犯人の気持ちでした。

最後の嘘もせつない。

 

加賀恭一郎シリーズの最新作『あなたが誰かを殺した』読みたいな。

文庫本になるまで待つか、即読むか。。。ちょっと考え中。

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最近の体調
浮腫み
腰痛

今日は午前中のみお仕事でした。

帰る途中でパン屋さんによって買おうとしたら

なんと財布持ってなかった。

そのパン屋さん現金のみだった(T_T)

最近抜けてる事を多い。