がんと言われて

卵巣がん(ステージ4b)と分かって、自分自身と向き合い忘備録として。

映画鑑賞:八犬伝

10月28日(月)

八犬伝を見ようか、まるを見ようか迷って
内野聖陽さんの北斎が見てみたいと
八犬伝を見ることにしました。

www.hakkenden.jp

ストーリー

なぜ彼は、失明しても諦めなかったのか?
八犬伝」に込めた馬琴の想いにあなたは涙する。

江戸時代の人気作家・滝沢馬琴は、友人の絵師・葛飾北斎に、構想中の物語「八犬伝」を語り始める。
里見家にかけられた呪いを解くため、八つの珠を持つ八人の剣士が、運命に導かれるように集結し、
壮絶な戦いに挑むという壮大にして奇怪な物語だ。北斎はたちまち夢中になる。
そして、続きが気になり、度々訪れては馬琴の創作の刺激となる下絵を描いた。
北斎も魅了した物語は人気を集め、異例の長期連載へと突入していくが、クライマックスに差しかかった時、
馬琴は失明してしまう。完成が絶望的な中、義理の娘から「手伝わせてほしい」と申し出を受ける──。
失明してもなお28年の歳月をかけて書き続けた馬琴が「八犬伝」に込めた想いとはー。

 

八犬伝と言うと今までいくつか作品を見た。

でも一番印象に残っているのは

子どもの頃見たNHK南総里見八犬伝

www2.nhk.or.jp

 


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お勧め度 ★★★★☆

滝沢馬琴が書いた「八犬伝」の物語。

現実の世界と八犬伝の世界が交互に描かれている。

初めは物語に集中できないなと思ったけど

これは、

八犬伝ではなく、(八犬伝だけど)滝沢馬琴の物語なんだなと

実際、八犬伝の物語は大体知っているけど

滝沢馬琴はどのような人物か知らなかった。

失明しても完成させた、馬琴と家族の情熱。

そのような状況で作られていたという事を今回の映画で知った。

虚と実、八犬伝の世界と滝沢馬琴の人生。

そして滝沢馬琴の世界で描かれた歌舞伎の世界。

解釈や感じることにより

虚にも実にもなると

八犬伝の物語の戦闘シーンはダイナミックでカッコよかった。

そして

滝沢馬琴葛飾北斎の関係もとても素敵だった。

最後滝沢馬琴が亡くなる時

まるで八犬士が馬琴さんの周りに集まって召される様子が

フランダースの犬みたい😊でした。

わりと好きな作品です。

 

余談ですが。。最初気づかなくって 声で

アレっ?一条天皇 ?塩野瑛久さんが出演してました。
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最近の体調

ちょっと体力が落ちてます。

浮腫が時々痛い

腰痛