がんと言われて

卵巣がん(ステージ4b)と分かって、自分自身と向き合い忘備録として。

「フェイクフィクション」小説読了!

11月9日(土)

最近気持ちが落ちている。

寒くなってきたからでしょうか。

ちょっとした出来事が心を塞ぐ。

少々現実逃避で読書をする。

だったら、もう少し明るい物語を読んだ方が良いのだけれど

先日読んだ「Qrosの女」が面白かったので誉田哲也さんの本を読むことにしました。

警察物の小説好きです。

www.shueisha.co.jp

疑いなき信仰心に警鐘を鳴らす、センセーショナルな最新長編。

東京・五日市署管内の路上で、男性の首なし死体が発見された。刑事の鵜飼は現場へ急行し、地取り捜査を開始する。死体を司法解剖した結果、死因は頸椎断裂。「斬首」によって殺害されていたことが判明した。一方、プロのキックボクサーだった河野潤平は引退後、都内にある製餡所で従業員として働いていた。ある日、同じ職場に入ってきた有川美祈に一目惚れするが、美祈が新興宗教「サダイの家」に関係していることを知ってしまい……。

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お勧め度 ★★★★☆

冒頭から首なしの死体。

登場人物は警察関係者も含めて、一癖も二癖もあるような人たち。

質の悪い登場人物もいるが

怪しい人たちもどこか憎めない所がある。

愛する者が受けた悲劇が辛すぎる。

命がけで真実に立ち向かう姿

優先するのは守りたいもの、守れなかったもの

その為には悪党にもなる。

最後はほっこりする

エピソード。これは取ってつけたような感じにならず

全編に感じさせる登場人物の悪いやつらも、
心優しいと思わせる部分があるかななのかな。

とにかくカルト宗教・・・怖いです。

 

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最近の体調
浮腫み
体力落ちてます。

秋バテ?

食欲はあります。

甘いもの。。やめられない。