9月9日(金)
久しぶりに薬丸岳さんの作品を読みました。
記憶の片隅に残る、しかし、覚えていない「夢」。自分は何かと戦っている? ――製菓会社の広報部署で働く岸は、商品への異物混入問い合わせを先輩から引き継いだことを皮切りに様々なトラブルに見舞われる。悪意、非難、罵倒。感情をぶつけられ、疲れ果てる岸だったが、とある議員の登場で状況が変わる。そして、そこには思いもよらぬ「繋がり」があり……。伊坂マジック、鮮やかなる新境地。
内容紹介
心から笑える日は来るのだろうか。
あの日、人を殺してしまった僕に――『天使のナイフ』『友罪』『Aではない君と』
贖罪の在り方に向き合い続けてきたからこそ辿り着いた、慟哭の傑作長編。――罰が償いでないならば、加害者はどう生きていけばいいのだろう。
飲酒運転中、何かに乗り上げた衝撃を受けるも、恐怖のあまり走り去ってしまった大学生の籬翔太。翌日、一人の老女の命を奪ってしまったことを知る。自分の未来、家族の幸せ、恋人の笑顔――。失うものの大きさに、罪から目をそらし続ける翔太に下されたのは、懲役四年を超える実刑だった。一方、被害者の夫である法輪二三久は、“ある思い”を胸に翔太の出所を待ち続けていた。
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お勧め度 ★★★★☆
内容をあまり把握せず読み始めました。
読んでいるうちに
結構重たい作品だ。
そして主人公が落ちていくことが想像されて、途中読むのをやめようかと。
それでもとても文章が読みやすかったこともあり、
暗い部分を引きずらないように読み進めて行きました。
主人の心の揺れで前向きになったり、闇の中に行ったりと
先の展開も気になり引き込まれていきました。
私は読書タイムはちょっとした待ち時間と職場の昼食の時間です。
そして、時々寝る前。
昨日、あと少しで読み終わるなぁと思いながらページをめくっていました。
涙が。慌てました。
職場で・・・
思わず本を閉じ、続きは自宅で。
暗い重い内容のお話でした。
でもその中にも光が見えた。
そしてどちら側にもなりうる、そして身近にも関わる事も。
私はどのような事ができるのか考えてしまいました。
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最近の体調
足指先はずっと違和感
太もも、少し張ってます。
ここ数日血圧ちょっと高い。
便秘